現在位置 :トップページ › 陳情 審査結果一覧 › 事業者等が富津市内居住地域にヤード施設や太陽光発電施設等を設置するにあたり、事前に地域住民説明会を開催することを義務化するガイドライン等を制定することを求める陳情
受理番号:陳情第1号
事業者等が富津市内居住地域にヤード施設や太陽光発電施設等を設置するにあたり、事前に地域住民説明会を開催することを義務化するガイドライン等を制定することを求める陳情
<要 旨>
・富津市に対し、上記に沿ったガイドラインや市条例を制定することを、議会として求めてもらいたい。
・富津市が対応に難色を示す場合は、富津市議会として、上記に沿った市条例の発議案を検討してもらいたい。
<理 由>
二間塚区では昨今、新たな基幹道路等が整備され、今後宅地開発等が進むことが期待されるところである。
一方、その利便性の向上に伴い、既存住宅地域や住宅系用地地域のすぐ近くにヤード施設や太陽光発電施設等が進出してきているが、事前に地域住民等への適切な説明がないため、地域住民等から不安の声が多く寄せられ、その対応に苦慮していると共に、この地域の将来のまちづくりに対して憂慮するところである。
今回の陳情は、法令・諸規則に則った開発行為に対して中止を求めることが難しいことは理解しているので中止を求めることを申しているのではなく、進出してくる事業者に対して、地域住民等に対して、事前に住民説明会を開催して頂くことを義務化してもらいたいと考える。
近隣自治体においては、「袖ケ浦市太陽光発電設備の設置及び管理に関するガイドライン」を制定し、その中で地域住民説明会を開催することを義務化している。
また、資源エネルギー庁においても、「説明会及び事前周知措置実施ガイドライン」を定め、事業者が周辺地域の住民への適切な情報提供を行い、事業実施により生じ得る周辺地域への影響を関する地域住民等の懸念を真摯に対応することで、事業に対する理解を促進し、また、信頼を醸成して、地域と共生した関係を築くことを目指している。
このような時代の流れもあることにより、富津市においても同様のガイドラインや市条例を制定することを目指して頂きたく陳情する。