本文へ移動

現在位置 :トップページ陳情 審査結果一覧 › 効果的な税金利用及び市民への説明と情報公開の上、火葬場計画を再検討する陳情

効果的な税金利用及び市民への説明と情報公開の上、火葬場計画を再検討する陳情

陳情第3号 効果的な税金利用及び市民への説明と情報公開の上、火葬場計画を再検討する陳情

受理番号
陳情第3号
受理年月日
平成29年2月16日
付託委員会
教育福祉常任委員会
委員会付託日
平成29年2月27日
委員会審査日
平成29年3月14日
審査結果
不採択
賛成少数
議決年月日
平成29年3月24日
議決結果
不採択
賛成少数
備考
陳情者
アクティブ富津創生協議会
馬場 駿健 外4名

内容

受理番号:陳情第3号
 効果的な税金利用及び市民への説明と情報公開の上、火葬場計画を再検討する陳情

<陳情の趣旨>
現在、富津、木更津、君津、袖ケ浦の4市による広域合同の新火葬場計画が進んでいる。その火葬場本体の建設費用は6億円、更に附帯費用負担も考えられる。財政再建を実施中の富津市としては、この負担額は小さくなく、耐用年数を多く残す「富津聖苑を継続的に有効利用すべき」と言う市民の声が多い。富津市は、新火葬場建設に要する6億を超える予算を木更津市の新火葬場に使うのではなく、君津駅にも近い本郷区へ投入し、火葬場と共生できるまちづくりを提案し、富津市全体の活性化にも結び付ける余地はないのか。
また、この建設計画について我々が富津市民860人にアンケートをしたところ「市からの説明が不十分である」「計画自体を知らない」が合わせて90%以上であった。つまり、富津市民に対して、新火葬場の説明責任が果たされていない。この点富津市は、パブリックコメントを実施し、市民に周知したというが、住民説明会などで積極的かつ直接的に説明しない「待ち」の方法では、高齢化が進む中、市民への周知説明できていないことは、アンケート結果で明らかである。更に、現施設を使用しないことの機会損失や現施設の除却費用、毎日新火葬場周辺で発生する渋滞を考慮した所要時間等は、明示されておらず、富津市が提供する情報自体も、不明瞭で不十分である。また火葬場が市内からなくなることへの不安が市民には多くある。更に合同新火葬場の主な受益者となる木更津市民、袖ケ浦市民、君津市民への周知も不十分であり、徹底してほしいとの声も他3市からも聞く。
上記の理由により我々は、代替案の吟味や話し合い、建設計画の説明が不十分かつ不明瞭なまま四市の合同火葬場建設に市民の税金を使用することは反対であり、富津市及び4市の建設母体は、以下など火葬場建設に関する努力を再度行い、火葬場建設計画を再検討することを求める。

1 「少子高齢化に伴う人口減少の進行や、それに伴う財政規模の縮小などを鑑み、持続可能な行政運営のためには、4市での広域整備の検討も必要であるとの方向性に至りました。(平成27年2月開催の検討委員会)」とあるが、その「持続可能な行政運営のため」の結論に至った判断要素を明示すること。
2 今後25年間、新火葬場と現火葬場のそれぞれを利用した際の負担費用を要素別に市民に明示し、経済的な合理性について明確にすること。なお、現火葬場の経費に裁量的経費を含めないこと。
3 現火葬場を利用しないことにより失われる継続して利用できたはずの利益、機会損失を明示すること。
4 火葬場が市内になくなることの市民の不安に対し、市民への説明の方法を見直し、細やかな住民説明会の開催と数回にわたる回覧板等紙面での情報提供を実施することで十分な周知を図り、賛否を問いしっかりと対応すること。

Copyright © 2010- 富津市議会公式サイト Futtsu City Assembly. All Rights Reserved.