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請願第5号
JR内房線の利便性及び安全性向上に関する請願
<要 旨>
内房線利用者に対して利便性及び安全性を求めてJR千葉支社並びに関係箇所への要請を心よりお願いいたします。
<理 由>
私ども「かずさ住民の足を守る会」は上総地域における鉄道を中心に住民の足を守る取り組みを進めるために結成し今日まで様々な取り組みを進めてきました。
JR東日本千葉支社は、平成29年3月4日実施のダイヤ改正において、内房線館山駅から千葉駅間の普通列車の日中時間帯の運行を木更津駅において千葉方面と館山方面の折り返し運転としたばかりではなく、平日の東京駅から館山駅間の唯一の直通列車でありました特別快速を廃止しました。
このことにより、内房線利用者の利便性が大きく損なわれることになり、恒常的に利用する通勤・通学の人たちばかりではなく、沿線住民にもその影響を大きく受ける結果となっております。
こうした状況は、単に鉄道利用者だけの問題にとどまらず沿線地域の商業・観光にも悪影響をあたえる事も懸念されるためこうした状況を見過ごす事ができません。
平成29年10月1日から上総湊駅の「みどりの窓口」を閉鎖して営業時間も現在の6時45分から17時40分を6時45分から14時00分までと短縮され通学で上総湊駅を利用する生徒に何かあっても、対応する社員がいない状況が発生します。
さらに、君津駅か浜金谷駅まで行かなければ指定席・乗車券の変更・クレジットカードでの購入ができないなど様々な不便な状況が発生します。
平成19年の館山自動車道の全線開通以来、アクアライン経由の高速バスや千葉行きの高速バス利用者が増加しています。
しかし鉄道輸送には高速バスに比較して大量に輸送ができ、先の東日本大震災の時にも市民生活復興に大きな役割を果たしました。
混雑時でも運行時間が確保されており環境にも大変優れている事など多くの優位性があります。
今一度、鉄道ネットワークの必要性について公共性のある鉄道会社としてJRへ その対応について再考を求めていくことを要望します。