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自然エネルギーへの転換を進める計画をたて、原発を無くしていく事を求める陳情書

陳情第1号 自然エネルギーへの転換を進める計画をたて、原発を無くしていく事を求める陳情書

受理番号
陳情第1号
受理年月日
平成24年11月19日
付託委員会
総務常任委員会
委員会付託日
平成24年11月30日
委員会審査日
平成24年12月11日
審査結果
不採択
賛成者なし
議決年月日
平成24年12月19日
議決結果
不採択
賛成少数
備考
陳情者
安西 幸子

内容

受理番号:陳情第1号
 自然エネルギーへの転換を進める計画をたて、原発を無くしていく事を求める陳情書

福島原発事故から1年8カ月が過ぎました。政府の収束宣言にも関わらず、10月になっても福島原発付近の海からとれたマアナゴから15,000ベクレル、郡山市の干し大根から3,421ベクレル、静岡の茶葉から679ベクレルのセシューム、富津からも原木しいたけから170ベクレルが検出されたと聞きました。又、川崎市幸区の小学校ではホットスポットが見つかったとも報告ウれていると聞きワした。今も毎日、大気中に放射線は排出され、海にも汚染水が流れ出ています。次々と汚染水のタンクは満杯になり、過酷な環境で働く作業員が不足する日もやってくると思います。
 阪神大震災、中越地震と地震大国、日本で原発を稼働する事がどんなに危険な事か気がつくべきでした。チェルノブイリ事故に関しても、旧ソ連の古い原発で起きた事故と深刻に考えませんでした。少数ながら原発事故の危険を提唱していた方達の意見に耳を傾ける事もありませんでした。しかし、一度、原発事故が起きたら、どんなに大変な事か私達は知りました。再稼働された大飯原発も原子力規制員会の調査に於いて活断層の有無ははっきりしていません。そして万が一、各原子力発電所事故が起きた時の放射能の飛散予測も度々訂正される始末です。なにより、この夏あれ程言われた電力不足はありませんでした。
 そして日本の面積は地球の陸地の0.3%そこに世界の地震の10%が集中しています。又、1km2あたりの地震発性回数で日本は世界平均の130.5倍あります。福島第一原発の事故前の地震確率はわずか2.6%だったのに、あの大事故がおきたのです。原子力発電所は建設、計画中を含めて世界で596基あり、その内、日本は世界で3番目の63基もあります。なにより使用済み燃料棒は毎年1000トン出ており、もう保管場所なくなるのです。
原発依存度29%で世界4位の日本は、原発依存度26%で5位のドイツが10年後に原発ゼロを決めた事を見習って、原発ゼロの国をめざすべきと考えます。
つきましては、自然エネルギーへの転換を進める計画をたて、原発を無くしていく事を求める意見書を国の関係機関に提出して頂くよう、陳情いたします。

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